最高のものを求める強い気持ちがないと、結果は出ない。
-王貞治
仕事をしてて、いつも悩むテーマです。
施主は「建築の素人さん」ですから、僕ら玄人からすると「ん?」みたいなご要望がたまに出るんです。
ここで、2つの方法があります。
ひとつは、施主のご要望を丸飲み、です。
僕らからしたら「あれ?」と思うことであったとしても、、、
施主が希望してるんですから、、、飲む。
突き詰めれば僕らは施主からお金もらってつくる商売なわけで。
お客の要望を叶えるのが仕事ですし。
もうひとつは。
諦めずに説明説得を重ね、納得してもらう、、、です。
ほとんどの施主は、家づくりが「初体験」なのです。
でも、僕らは違います。
家づくりについては、いくつもさまざまなケーススタディを積み上げています。
それやると…あとで後悔することになりやしねえか?、と頭に浮かぶ場面に直面するってことです。
施主も「さすがプロだなー、聞いてよかったよね!」と感じたい側面や期待もあるのです。
圧倒的にラクなのは、前者です。
施主に言われたからやりました、
施主の希望だったのでそうしました、
これらはけっしていけないことではありません。
そもそも、顧客満足度というのは、顧客の声をじゅうぶんに取り入れること、とも言えます。
でも、僕らはプロです。
プロたるもの、最高のものを求める強い気持ちを持って、、、、
ぶつけないと、それはかえって依頼してくださった施主に失礼ではないか、という考え方も成り立ちます。
ここで苦悩するわけです。
住宅屋の、永遠の悩みなんだろうな、これは………
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