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世代ごとの嗜好をつかむ必要性

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マーケティング用語で、F1層、なんていう言葉、聞いたことありますか? たまーにちょこちょこ聞く言葉です。 もともとは、ビデオリサーチ社が使っていた指標。 男女別世代別の嗜好をさぐる分類で、 主にテレビ関係者が視聴率分析するのによく使うんだそうです。 わりとあちらこちらの業界でも、 この分類は役に立つ、ということで・・・ よく使われているようです。 C層 (Child、Kids) 男女4歳~12歳 T層 (Teen-age) 男女13歳~19歳 M1層 (Male-1) 20歳~34歳の男性 F1層 (Female-1) 20歳~34歳の女性 M2層 (Male-2) 35歳~49歳の男性 F2層 (Female-2) 35歳~49歳の女性 M3層 (Male-3) 50歳以上の男性 F3層 (Female-3) 50歳以上の女性 なるほど。 よくできた分類だな、と思います。 TVドラマなんかは、顕著にわかりやすい。 たとえば・・・ F1層をターゲットにするなら、恋愛ドラマが鉄板。 若い独身の人気俳優と人気女優を主人公に据え、 適当に三角関係を織り交ぜながら、ハッピーエンドにする。 F2層なら、不倫ものが鉄板ネタでしょう笑 F2層に若い男女のちゃらちゃらした恋愛ドラマを見せても飽きる。 どうせなら、適度にどろどろさせるか、はらはらさせるか・・・ってあたりを狙う。 M2、M3を狙うなら、社会派ドラマ。 理不尽なことがまかり通る組織の中で、 生き抜こうとする個人、を描く、みたいなパターンが鉄板です。 半沢直樹や、白い巨塔、あたりがここに入ります。 F3狙いなら、家族ネタ。 渡る世間は鬼ばかり、あたりでしょうか。 僕が仕事をしていくうえでも、 日常の会話をするときでも、 ときどき、ふっと上記分類が頭をよぎったりすることがあるんです。 空間工房の施主は、多くが「M1層F1層」。 でも、僕自身は「M2層」にいます。 ここ、なにげに大事なポイントで!笑 1層と2層では、価値観や感覚、嗜好が違うのです。 違うことが明らかだからこそ、 マーケティングの世界で、 1層と2層に分けられているのです。 自分自身がM2層にいるのに、 M1F1層のお客様とどうやって共感しあえばいいのか? とっても参考になるのが、 トーク主体のバラエティ番組です。 いま、バラエティ番組の主なターゲットは「M1F1層」。 (番組によっては、T層までつかんでいる) でも、これらの番組のメイン司会はほとんどがM2層タレントなのです。 くりいむ、ネプチューン、有吉...etc 話題のSAMP中居くんも、ここにいます。 つまり。 M2が、やりようによっては、 M1F1ひきつけることができる、 ということをバラエティ番組が教えてくれているのです。 M3になってもがんばるには、腕前が必要そうです笑 M3で司会をやってるって・・・ ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、ヒロミ...etc なるほどー、実力ないと無理そうですねえ笑 僕も今年で48歳。 あと2年でM3層に入ります。 はたして僕も・・・ ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、ヒロミ、になれるか??笑 立ち位置、よーく考えないとだめですね笑

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